こんにちはフミヤです。
あなたはおすすめの手札誘発カードが知りたいですか?
この記事ではおすすめの手札誘発カードをご紹介します!
手札誘発とは
手札誘発とは、手札から発動できる誘発即時効果または誘発効果のことを言います。
一般的には効果モンスターのことを指しますが、広い意味では手札から発動できる罠カードのことも含めて呼びます。
手札から発動する誘発効果のスペルスピードは1です。代表例は『TG ワーウルフ』です。誘発効果のスペルスピードは1ですが、例外的にスペルスピード1や2に対して、チェーンして発動することができます。
TG ワーウルフ 闇属性 獣戦士族 効果
①:レベル4以下のモンスターが特殊召喚された時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「TG ワーウルフ」以外の「TG」モンスター1体を手札に加える。
手札誘発の一覧
手札誘発は非常にたくさんありますが、今回はそのなかでも代表的なものに限ってご紹介します。
灰流うらら
灰流うらら 炎属性 アンデット族 チューナー 効果
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
相手のドローやサーチ、デッキからの特殊召喚、墓地肥やしのいずれかを含む効果を無効にすることができます。デッキからのセット、置く、除外などには対応できないもののそれでも非常に幅広い範囲に対応できるため、トップクラスの妨害性能を誇ります。
ドロール&ロックバード
ドロール&ロックバード 風属性 魔法使い族 効果
①:相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。この効果は相手ターンでも発動できる。
相手がドローフェイズ以外でドローまたはサーチした場合に発動でき、それ以降のドローとサーチを封じる効果を持ちます。繰り返しドローやサーチを行うデッキにはてきめんに効くため、サイドデッキ向けのカードと言えます。
増殖するG
増殖するG 地属性 昆虫族
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
発動したターン、相手が特殊召喚に成功する度に1枚ドローすることができます。ほとんどのデッキでは特殊召喚を行うため腐りにくい点もポイント。ドローすることで相手の展開を抑制する効果と、次の手札誘発を引き込む役割が期待できます。
無限泡影
無限泡影 通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
条件付きで手札から発動できる罠カードです。
『エフェクト・ヴェーラー』とは違い、相手メインフェイズ以外でも好きなタイミングで発動できるのが大きな特徴。セットしてから発動することで同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果を無効化することもできます。
エフェクト・ヴェーラー
エフェクト・ヴェーラー 光属性 魔法使い族 チューナー 効果
①:相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
無限泡影と同じく、相手フィールドの効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする効果を持ちます。相手メインフェイズ中しか発動できませんが、モンスターであること、チューナーであること、自分フィールドがガラ空きでなくても発動できることから十分差別化は可能です。
PSYフレームギア・γ
PSYフレームギア・γ 光属性 サイキック族 チューナー 効果
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。①:自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合しか発動できませんが、相手モンスターの発動した効果を無効にして破壊しつつ、手札の自身と、手札・デッキ・墓地の『PSYフレーム・ドライバー』を1体特殊召喚することができます。
相手モンスターの効果が発動した場所が手札・フィールド・墓地・除外ゾーンのどこからでも反応できるため、対応範囲は広めです。
原始生命態ニビル
原始生命態ニビル 光属性 岩石族 効果
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できます。お互いの表側表示モンスターをすべてリリースし、手札から自身を特殊召喚し、相手フィールドにトークンを特殊召喚する効果を持ちます。
相手が大量展開したターンに発動すれば一層することができ、リリースなので効果破壊できないモンスターも除去できるメリットがあります。
D.D.クロウ
D.D.クロウ 闇属性 鳥獣族 効果
①:このカードを手札から墓地へ捨て、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
相手の墓地のカード1枚を対象に取って除外する効果を持ちます。相手が蘇生、サルベージなど墓地のカードを対象に取った際にチェーンして発動することで、不発にすることができます。
アーティファクト-ロンギヌス
アーティファクト-ロンギヌス 光属性 天使族 効果
①:このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。③:相手ターンに、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。このターン、お互いにカードを除外できない。
手札・フィールドから自身をリリースすることで、発動したターンはお互いにカードを除外することができなくなります。
『鉄獣戦線』『召喚獣』『サンダー・ドラゴン』など展開の際に除外を活用するデッキは多いため、そういったデッキを機能不全にすることができます。
ディメンション・アトラクター
ディメンション・アトラクター 闇属性 魔法使い族 効果
①:自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。
発動した次のターンの終了時まで、墓地に送られるカードは墓地へ送られる代わりに除外されます。
発動条件は厳しいものの、一時的に『マクロコスモス』の効果を適用させる影響は大きく、墓地利用を行うほとんどのデッキに対して妨害として働きます。
応戦するG
応戦するG 地属性 昆虫族 レベル4 効果 攻撃力1400 守備力1400
①:モンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを相手が発動した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードの①の効果で特殊召喚されたこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。
モンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードの発動にチェーンして手札から発動でき、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、墓地に送られるカードは墓地へ送られる代わりに除外されます。
疑似的な『マクロコスモス』を発生できるため、相手の思惑を外せます。
スカル・マイスター
スカル・マイスター 闇属性 悪魔族 効果
①:相手の墓地で魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。その効果を無効にする。
相手の墓地で魔法・罠・モンスターの効果が発動したとき、その効果を無効にして破壊することができます。
『エルドリッチ』や『幻影騎士団』など墓地で効果を発動するカードは非常に多いため、そういったデッキのメタとして働きます。レベル4なのでいざとなればエクシーズ素材に使える点もポイント。
屋敷わらし
屋敷わらし 地属性 アンデット族 効果 チューナー
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果
墓地に関係する効果を幅広く無効にできます。
『ドライトロン』や『電脳堺』など、墓地利用をするテーマへのメタカードとして採用できます。
幽鬼うさぎ
幽鬼うさぎ 光属性 サイキック族 チューナー 効果
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドのモンスターの効果が発動した時、またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。フィールドのそのカードを破壊する。
フィールドで発動したモンスターの効果、既にフィールドに表側表示で存在する魔法・罠カードの効果が発動したとき、そのカードを破壊する効果を持ちます。
フィールド魔法、永続魔法、永続罠の効果の発動にチェーンして発動することで、それを破壊して効果を不発にさせることもできます。モンスター効果の発動にチェーンした場合は無効にはできませんが、除去としては機能します。
拮抗勝負
拮抗勝負 通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。①:相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。自分フィールドのカードの数と同じになるように、相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。
相手フィールドのカードの数が自分よりも多いバトルフェイズ終了時に発動でき、相手に裏側表示の除外を強制します。除外するカードは相手が選ぶため狙ったカードを除去することは難しいですが、貴重な裏側除外を行うカードです。
浮幽さくら
浮幽さくら 闇属性 アンデット族 チューナー 効果
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てて発動できる。自分のEXデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。その後、相手のEXデッキを確認し、選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
自分のEXデッキのカード1枚をお互いに確認し、それと同名のカードか相手のEXデッキにある場合、それらをすべて除外する効果を持ちます。
その他の手札誘発と比べると、使いどころが難しい上級者向けのカードと言えます。しかしその分通った時のリターンは大きいです。
例えば相手フィールドにチューナーを含むモンスター2体が存在する状況で『水晶機巧-ハリファイバー』をEXデッキから除外することができれば、相手の計算を大きく狂わせることができます。
風の天翼ミラドーラ
風の天翼ミラドーラ 風属性 ドラゴン族 レベル7 効果 攻撃力2000 守備力2600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、その発動と効果は無効化されない。①:相手がEXデッキから攻撃力2000以上のモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが手札からの特殊召喚に成功した場合、EXデッキから特殊召喚された相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このモンスターが表側表示で存在する間、対象のモンスターは効果を発動できない。
相手がEXデッキから攻撃力2000以上のモンスターを特殊召喚した場合に手札から発動でき、自身を特殊召喚しつつ、EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスター1体の効果の発動を封じます。
EXデッキのモンスターをピンポイントに対策するという意味で、『浮幽さくら』に役割が被ります。
攻撃力2000未満のモンスターの特殊召喚には反応しないところが弱点です。
レッド・リブート
レッド・リブート カウンター罠
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。①:相手が罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。
相手の罠カードの発動を無効にして再セットし、さらに相手はデッキから罠カードを1枚選んでセットすることができます。発動後は相手の罠カードの発動を封じる効果もあるため、先行制圧の補助に使われます。
タイフーン
タイフーン 通常罠
相手フィールドに魔法・罠カードが2枚以上存在し、自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。①:フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
相手フィールドに魔法・罠カードが2枚以上存在し、自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合という条件付きで手札から発動できる、罠カードです。
フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を破壊する効果を持ちます。
その性質上、ペンデュラム召喚の対策として採用されることが多いです。
儚無みずき
儚無みずき 水属性 アンデット族 レベル3 チューナー 効果 ATK0 DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から捨てて発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がメインフェイズ及びバトルフェイズに効果モンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はそのモンスターの攻撃力分だけLPを回復する。この効果で自分のLPが回復しなかった場合、エンドフェイズに自分のLPは半分になる。
相手がメインフェイズ及びバトルフェイズに効果モンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はそのモンスターの攻撃力分だけLPを回復する効果を持ちます。
相手がモンスターの特殊召喚を行うたびにLPを回復できるため、相手の大量展開を抑制することができます。
とはいえLPを回復できても制圧盤面を敷かれては返せない場面が多いため、優先度は低めです。
朔夜しぐれ
朔夜しぐれ 風属性 アンデット族 レベル3 チューナー 効果 ATK0 DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手がモンスターを表側表示で特殊召喚した場合、このカードを手札から捨て、その表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化され、このターン中に対象の表側表示モンスターがフィールドから離れた場合、そのコントローラーは対象のモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
相手モンスターが特殊召喚された場合、そのモンスターを対象に取って発動できます。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にし、そのモンスターがフィールドから離れた場合、そのモンスター元々の攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与えます。
相手モンスターの効果を無効にする点では、『エフェクト・ヴェーラー』や『無限泡影』と似ていますが、相手がモンスターの特殊召喚に成功したタイミングでしか発動できないのがネックです。
『破壊輪』や『ドラグマ・パニッシュメント』など、能動的に相手モンスターを除去できるカードと組み合わせることで、安定して相手モンスターの攻撃力分のダメージを与えることができます。
光の天穿バハルティヤ
光の天穿バハルティヤ 光属性 ドラゴン族 レベル7 効果 攻撃力2000 守備力2400
このカードは効果モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札に存在し、相手メインフェイズに相手がドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。このカードをアドバンス召喚する。②:このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手は自身の手札の数だけデッキの上からカードを裏側表示で除外する。その後、相手は手札を全てデッキに戻し、この効果で除外したカードを手札に加える。
相手メインフェイズに相手がサーチを行ったことを発動条件として手札からアドバンス召喚でき、相手の手札を強制的に入れ替えさせます。
相手の手札枚数は減らないためハンデスとしては機能せず、新たに加えた手札次第では相手の展開が継続するため、運要素が絡むのが難点。
このカードの効果はドローやサーチを含まないため『灰流うらら』で無効化されず、アドバンス召喚のため『増殖するG』でドローされないなど独自の強みはあるものの、サーチ対策としては『灰流うらら』や『ドロール&ロックバード』に劣りがちか。
幻創龍ファンタズメイ
幻創龍ファンタズメイ 闇属性 ドラゴン族 レベル7 効果 ATK2400 DEF1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手がリンクモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分は相手フィールドのリンクモンスターの数+1枚をデッキからドローし、相手フィールドのリンクモンスターの数だけ自分の手札を選んでデッキに戻す。②:自分フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
①の効果で、相手がリンクモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動でき、自身を手札から特殊召喚しつつ、手札の質を高めることができます。
②の効果で、自分フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスター効果を、無効にし破壊することができるため、比較的場持ちが良いです。
このカードが他の手札誘発と異なる点は、以下の通りです。
- リンクモンスターの特殊召喚にしか反応しない。
- 攻撃力2400のモンスターを特殊召喚できる。
- 手札入れ替え効果で、手札の質を高められる。
- ②の効果で、モンスター除去に耐性がある。
飛翔するG
飛翔するG 地属性 昆虫族 レベル3 効果 攻撃力700 守備力700
相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、このカードを手札から相手フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードのコントローラーはエクシーズ召喚できない。
手札から相手フィールドに特殊召喚でき、コントローラーはX召喚できなくなります。
X召喚テーマに対しては、これ1枚で展開を止められます。
ノーマテリア
ノーマテリア 地属性 天使族 レベル1 効果 ATK0 DEF1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにカードが存在せず、相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合、このカードを手札から捨て、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターはリリースできず、融合・S・X・リンク召喚の素材にもできない。
手札から捨てることで、対象とした相手フィールドの表側表示モンスター1体のリリース、融合・S・X・リンク召喚の素材に使うことを封じます。
相手の展開の起点になるモンスターを対象にとって発動できれば、初動の妨害になります。
古聖戴サウラヴィス
古聖戴サウラヴィス 光属性 ドラゴン族 レベル7 儀式 効果 ATK2600 DEF2800
「精霊の祝福」により降臨。①:自分フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。②:相手がモンスターを特殊召喚する際に、フィールドのこのカードを持ち主の手札に戻して発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを除外する。
手札から捨てることで、自分フィールドのモンスターを対象とする、相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を無効にします。
無効にできる範囲が広いため、使い道に困ることが無い便利な効果です。
『マンジュ・ゴッド』や『儀式の準備』など、手札に加える手段は豊富です。
手札誘発の対策カード
代表的な手札誘発がわかったところで、相手の手札誘発を対策するカードもご紹介します。
墓穴の指名者
墓穴の指名者 速攻魔法
①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
相手が手札から発動した『灰流うらら』などを墓地から除外することで、その効果を無効にすることができます。それ以外では、相手が自分の墓地のモンスターを対象に取ったタイミングで発動すれば、対象不在で不発にさせることもできます。
『D.D.クロウ』は相手のターンでも発動でき、魔法・罠も除外できます。
『墓穴の指名者』は除外したモンスターの効果を次のターン終了時まで無効化できます。
どちらも一長一短なので、環境に合わせて使い分けましょう。
抹殺の指名者
抹殺の指名者 速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:カード名を1つ宣言して発動できる。宣言したカード1枚をデッキから除外する。ターン終了時まで、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。
相手が発動した手札誘発と同じカードを自分が採用していれば、それをデッキから除外することで無効化することができます。
抹殺の指名者の最大の特徴はモンスター・魔法・罠のあらゆるカードを無効化できる可能性があることです。スペルスピードの関係でカウンター罠にはチェーンできませんが、あらかじめカウンター罠を除外しておけば、ターン終了時までカウンター罠さえ封じることができます。
このカードを採用する場合は『灰流うらら』や『無限泡影』など、デッキに採用するカードの種類を増やしておくことが、幅広い対応範囲に繋がります。
透破抜き
透破抜き カウンター罠
①:手札・墓地でモンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。
手札・墓地で発動されたモンスター効果の発動を、無効にして除外する効果を持ちます。
罠カードのため、あらかじめセットしておく必要はありますが、墓地で発動されたモンスター効果も無効にできるのがメリットです。
無効にしたあと除外することで、再利用を防ぐ役割もあります。
墓穴ホール
墓穴ホール 通常罠
①:手札・墓地のモンスターまたは除外されているモンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。その効果を無効にし、相手に2000ダメージを与える。
手札・墓地・除外ゾーンで発動されたモンスター効果の発動を、無効にして相手に2000ポイントダメージを与える効果を持ちます。
『透破抜き』よりも幅広い範囲で発動された、モンスター効果の発動を無効にできる点、効果ダメージを与えられる点が、他のカードには無い長所です。
罠カードのため、あらかじめセットしていないと発動できない点、通常罠のため、カウンター罠や誘発即時効果に無効化される可能性がある点が欠点です。
XXクルージョン
XXクルージョン カウンター罠
①:相手が手札のモンスターの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にする。相手の手札がある場合、さらに相手は手札を1枚選んで捨てる。
手札で発動されたモンスター効果の発動を無効にし、相手の手札があれば、さらに手札を1枚選んで捨てさせる効果を持ちます。
コストとして自身を手札から捨てる手札誘発を無効にできれば、アドバンテージを得ることができます。
『透破抜き』や『墓穴ホール』と比較すると、墓地で発動したモンスター効果を無効にできない点で劣り、ハンドアドバンテージを得られる点で勝ります。
手札から捨てるカードは相手が選ぶため、相手のデッキによっては利用される可能性もあります。
マクロコスモス
マクロコスモス 永続罠
①:このカードの発動時の効果処理として、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
マクロコスモスは本来墓地へ送られるカードを、代わりにすべて除外する効果を持ちます。
『M・HERO ダーク・ロウ』や『閃光の追放者』なども同様の効果を持ちます。
『このカードを手札から墓地へ送って発動できる。』という手札誘発の発動をすべて封じることができます。
逆に『このカードを手札から捨てて発動できる。』という手札誘発は封じることができません。
簡単にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
封じることができる手札誘発
増殖するG、エフェクト・ヴェーラー、D.D.クロウ、ドロール&ロックバード、スカル・マイスター、幽鬼うさぎ、ディメンション・アトラクター など
封じることができない手札誘発
灰流うらら、無限泡影、PSYフレームギア・γ、原始生命態ニビル、アーティファクト-ロンギヌス、屋敷わらし、拮抗勝負、浮幽さくら、レッド・リブート など
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