こんにちはフミヤです。
あなたは特殊召喚モンスターの蘇生制限について知りたいですか?
この記事では融合、儀式、シンクロ、エクシーズ、リンクモンスターなどの蘇生制限について詳しく解説します。
墓地から特殊召喚できるモンスターと特殊召喚できないモンスターの違いが知りたい方は、ぜひこの記事をご覧ください。
この記事でわかること
- 特殊召喚モンスターの蘇生制限がわかる。
- 正規の手順による特殊召喚と、正規の手順とは異なる特殊召喚がわかる。
- 特殊召喚モンスターの見分け方がわかる。
蘇生制限
特殊召喚モンスターは正規の手順によって特殊召喚に成功したのち、墓地へ送られた場合に限り、死者蘇生などのカード効果によって墓地から特殊召喚することができます。これを蘇生制限と呼びます。
蘇生制限をクリアした状況
- リンクモンスターなどの特殊召喚モンスターが、正規の手順による特殊召喚に成功したのち、モンスターゾーンから墓地に送られた(戦闘破壊・効果破壊・墓地送り、リリース、効果の処理などによって)場合、蘇生制限をクリアしているため墓地から特殊召喚できます。
蘇生制限をクリアしていない状況
リンクモンスターなどの特殊召喚モンスターが以下の方法で墓地に送られた場合、蘇生制限をクリアしていないため墓地から特殊召喚できません。
- 正規の手順以外の方法で特殊召喚され、墓地に送られた場合(デビル・フランケンなど)
- 特殊召喚が無効にされ破壊された場合(神の警告など)
- EXデッキから直接墓地に送られた場合(轟雷帝ザボルグなど)
- EXデッキから装備カード扱いになったのち墓地に送られた場合(絶火の大賢者ゾロアなど)
蘇生制限が適用されるモンスターは以下の通りです。
- 儀式モンスター
- 融合モンスター
- シンクロモンスター
- エクシーズモンスター
- リンクモンスター
- 特殊召喚モンスター(このカードは通常召喚できないというテキストを持つ効果モンスター)
リンクモンスターを墓地から特殊召喚する場合
リンクモンスターはEXデッキから特殊召喚する場合、EXモンスターゾーンまたはリンクモンスターのリンク先となる自分のメインモンスターゾーンにのみ特殊召喚することができます。
リンク召喚が成功したリンクモンスターがモンスターゾーンから墓地に送られたのち、死者蘇生などで墓地から特殊召喚される場合、自分メインモンスターゾーンの好きな場所を選択して使用することができます。
次の項目からは『特殊召喚モンスターにおける正規の手順による特殊召喚とは何か』を解説します。
儀式モンスター
儀式モンスターにとっての正規の手順による特殊召喚とは、テキストに『儀式召喚する』と書かれた効果による特殊召喚を指します。
それ以外では『儀式召喚扱いで特殊召喚する』と書かれている場合も、正規の手順による特殊召喚とみなします。
これらの方法で特殊召喚されたのち墓地に送られた儀式モンスターは、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができます。
儀式召喚する
『儀式召喚すると書かれた効果による特殊召喚』の代表例は『流星輝巧群』です。
流星輝巧群 儀式魔法
儀式モンスターの降臨に必要。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:攻撃力の合計が儀式召喚するモンスターの攻撃力以上になるように、自分の手札・フィールドの機械族モンスターをリリースし、自分の手札・墓地から儀式モンスター1体を儀式召喚する。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「ドライトロン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を相手ターン終了時まで1000ダウンし、このカードを手札に加える。
儀式召喚扱いで特殊召喚する
『儀式召喚扱いで特殊召喚すると書かれた効果による特殊召喚』の代表例は『ネフティスの繋ぎ手』です。
ネフティスの繋ぎ手 風属性 魔法使い族 儀式 効果
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキから「ネフティスの繋ぎ手」以外の「ネフティス」儀式モンスター1体を儀式召喚扱いで特殊召喚する。②:このカードが「ネフティス」カードの効果で、リリースされた場合、または破壊された場合に発動できる。次のスタンバイフェイズに、自分の手札・デッキ・フィールドからそれぞれ1枚まで、儀式モンスター以外の「ネフティス」カードを選んで破壊する。
儀式モンスターを特殊召喚する
正規の手順を踏まずに儀式モンスターを特殊召喚する方法としては『限定解除』が挙げられます。この方法による特殊召喚は正規の手順を踏んでいないため、墓地に送られた儀式モンスターを特殊召喚することはできません。
『正規の手順を踏まずに儀式モンスターを特殊召喚する効果』の代表例は『限定解除』です。
限定解除 通常魔法
1000ライフポイントを払って発動できる。手札から儀式モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズ時に破壊される。「限定解除」は1ターンに1枚しか発動できない。
儀式モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する
召喚条件を無視して特殊召喚された儀式モンスターは、正規の手順によって特殊召喚されていないので、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができません。
『儀式モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する効果』の代表例は『マジシャン・オブ・カオス』です。
マジシャン・オブ・カオス 闇属性 魔法使い族 儀式 効果
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。②:1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。③:儀式召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。手札から「マジシャン・オブ・カオス」以外の「カオス」儀式モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
融合モンスター
融合モンスターにとっての正規の手順による特殊召喚とは、テキストに『融合召喚する』と書かれた効果による特殊召喚を指します。
それ以外では『融合召喚扱いで特殊召喚する』と書かれている場合も、正規の手順による特殊召喚とみなします。
これらの方法で特殊召喚されたのち墓地に送られた融合モンスターは、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができます。
融合召喚する
『融合召喚すると書かれた効果による特殊召喚』の代表例は『融合』です。
融合 通常魔法
①:自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
融合召喚扱いで特殊召喚する
『融合召喚扱いで特殊召喚すると書かれた効果による特殊召喚』の代表例は『簡易融合』です。
簡易融合 通常魔法
①:1000LPを払って発動できる。レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
融合モンスターを特殊召喚する
正規の手順以外で融合モンスターを特殊召喚する方法としては『デビル・フランケン』が挙げられます。この方法による特殊召喚は正規の手順を踏んでいないため、墓地に送られた融合モンスターを特殊召喚することはできません。
『正規の手順を踏まずに融合モンスターを特殊召喚する効果』の代表例は『デビル・フランケン』です。
デビル・フランケン 闇属性 機械族 効果
①:5000LPを払って発動できる。エクストラデッキから融合モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
融合モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する
召喚条件を無視して特殊召喚された融合モンスターは、正規の手順によって特殊召喚されていないので、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができません。
『融合モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する効果』の代表例は『ネオス・フュージョン』です。
ネオス・フュージョン 通常魔法
①:自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「E・HERO ネオス」を含むモンスター2体のみを素材とするその融合モンスター1体を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。②:「E・HERO ネオス」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、または自身の効果でEXデッキに戻る場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
シンクロモンスター
シンクロモンスターにとっての正規の手順による特殊召喚とは、チューナーモンスターとチューナー以外のモンスターを使ったシンクロ召喚を指します。
それ以外では『シンクロ召喚扱いで特殊召喚する』効果も、正規の手順による特殊召喚とみなします。
これらの方法で特殊召喚されたのち墓地に送られたシンクロモンスターは、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができます。
シンクロ召喚する
シンクロ召喚する効果を持つモンスターの代表例は『フォーミュラ・シンクロン』です。
フォーミュラ・シンクロン 光属性 機械族
①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。②:相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
シンクロ召喚扱いで特殊召喚する
『シンクロ召喚扱いで特殊召喚すると書かれた効果による特殊召喚』の代表例は『ドラグニティナイト-アスカロン』です。
ドラグニティナイト-アスカロン 風属性 ドラゴン族 シンクロ 効果
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地から「ドラグニティ」モンスター1体を除外し、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。②:S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。EXデッキから攻撃力3000以下の「ドラグニティ」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
シンクロモンスターを特殊召喚する
正規の手順以外でシンクロモンスターを特殊召喚する方法としては『妖刀-不知火』が挙げられます。この方法による特殊召喚は正規の手順を踏んでいないため、墓地に送られたシンクロモンスターを特殊召喚することはできません。
妖刀-不知火 炎属性 アンデット族
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、その2体のレベルの合計と同じレベルを持つアンデット族Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
シンクロモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する
召喚条件を無視して特殊召喚されたシンクロモンスターは、正規の手順によって特殊召喚されていないので、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができません。
『シンクロモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する効果』の代表例は『リミットオーバー・ドライブ』です。
リミットオーバー・ドライブ 速攻魔法
①:自分フィールドのSモンスターのチューナー1体とチューナー以外のSモンスター1体をエクストラデッキに戻して発動できる。そのモンスター2体のレベルの合計と同じレベルのSモンスター1体を、召喚条件を無視してエクストラデッキから特殊召喚する。
エクシーズモンスター
エクシーズモンスターにとっての正規の手順による特殊召喚とは、レベルが同じモンスター2体以上の上に重ねて行うエクシーズ召喚を指します。
それ以外では『エクシーズ召喚扱いで特殊召喚する』効果も、正規の手順による特殊召喚とみなします。
これらの方法で特殊召喚されたのち墓地に送られたエクシーズモンスターは、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができます。
エクシーズ召喚する
エクシーズ召喚する効果を持つカードの代表例は『高等紋章術』です。
高等紋章術 通常魔法
自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。選択したモンスター2体を特殊召喚し、その2体のみを素材としてエクシーズモンスター1体をエクシーズ召喚する。
エクシーズ召喚扱いで特殊召喚する
『エクシーズ召喚扱いで特殊召喚すると書かれた効果による特殊召喚』の代表例は『HRUM-ユートピア・フォース』です。
HRUM-ユートピア・フォース 通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのランク9以下の「希望皇ホープ」Xモンスター1体を対象として発動できる。ランク10以上の「ホープ」Xモンスター1体を、対象の自分のXモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。②:このカードが墓地に存在し、ランク10以上の「ホープ」Xモンスターの効果でXモンスターが特殊召喚された場合、その特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
エクシーズモンスターを特殊召喚する
正規の手順以外でエクシーズモンスターを特殊召喚する方法としては『バハムート・シャーク』が挙げられます。この方法による特殊召喚は正規の手順を踏んでいないため、墓地に送られたエクシーズモンスターを特殊召喚することはできません。
バハムート・シャーク 水属性 海竜族
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。EXデッキからランク3以下の水属性Xモンスター1体を特殊召喚する。このターン、このカードは攻撃できない。
エクシーズモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する
召喚条件を無視して特殊召喚されたエクシーズモンスターは、正規の手順によって特殊召喚されていないので、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができません。
『エクシーズモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する効果』の代表例は『永遠の淑女 ベアトリーチェ』です。
永遠の淑女 ベアトリーチェ 光属性 天使族 エクシーズ 効果
このカードは手札の「彼岸」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドの「ダンテ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。この方法で特殊召喚したターン、このカードの①の効果は発動できない。①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。EXデッキから「彼岸」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
リンクモンスター
リンクモンスターにとっての正規の手順による特殊召喚とは、リンク素材の条件を満たすモンスターを墓地へ送って行うリンク召喚を指します。
それ以外では『リンク召喚扱いで特殊召喚する』効果も、正規の手順による特殊召喚とみなします。
これらの方法で特殊召喚されたのち墓地に送られたリンクモンスターは、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができます。
リンク召喚する
リンク召喚する効果を持つカードの代表例は『I:Pマスカレーナ』です。
I:Pマスカレーナ 闇属性 サイバース族 リンク
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。②:このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。
リンク召喚扱いで特殊召喚する
『リンク召喚扱いで特殊召喚すると書かれた効果による特殊召喚』の代表例は『転生炎獣の超転生』です。
転生炎獣の超転生 速攻魔法
①:自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスター1体のみを素材として同名の「サラマングレイト」リンクモンスター1体をリンク召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
リンクモンスターを特殊召喚する
正規の手順以外でリンクモンスターを特殊召喚する方法としては『鉄獣戦線 フラクトール』が挙げられます。この方法による特殊召喚は正規の手順を踏んでいないため、墓地に送られたリンクモンスターを特殊召喚することはできません。
鉄獣戦線 フラクトール 炎属性 獣戦士族 効果
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキからレベル3以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送る。②:自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
リンクモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する
召喚条件を無視して特殊召喚されたリンクモンスターは、正規の手順によって特殊召喚されていないので、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することができません。
『リンクモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する効果』の代表例は『炎傑の梁山閣』です。
炎傑の梁山閣 フィールド魔法
このカード名はルール上「炎舞」カードとしても扱う。①:「炎星」モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードに炎星カウンターを1つ置く。②:1ターンに1度、自分フィールドの炎星カウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●2:このターン、自分の獣戦士族モンスターが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までカードの効果を発動できない。
●6:デッキから獣戦士族モンスター1体を手札に加える。
●10:デッキ・EXデッキから獣戦士族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
特殊召喚モンスター
特殊召喚モンスターとは効果モンスターのなかでも、種族のとなりに『特殊召喚』と書かれたモンスターを指します。カードテキストに『このカードは通常召喚できない』と書かれています。
特殊召喚モンスターは、カードテキストに書かれた特定の条件を満たすことで特殊召喚ができます。
特殊召喚モンスターは特に記載が無い場合、自分のメインフェイズに手札から特殊召喚することができます。
特殊召喚モンスターには以下の2パターンがあります。
- 自身の召喚条件でしか特殊召喚できないモンスター
- 自身の召喚条件を満たした後は、他の方法でも特殊召喚できるモンスター
場合のみ、特殊召喚できる
1のパターンの場合、テキストに『〇〇の場合のみ特殊召喚できる』『〇〇の効果でのみ特殊召喚できる』と書かれています。
このタイプの特殊召喚モンスターは召喚条件を満たしてからフィールドから墓地に送られた場合でも、死者蘇生などで特殊召喚することができません。
代表例は『ダーク・アームド・ドラゴン』です。
ダーク・アームド・ドラゴン 闇属性 ドラゴン族 効果
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。①:自分の墓地から闇属性モンスター1体を除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
場合に特殊召喚できる
2のパターンの場合、テキストに『〇〇の場合に特殊召喚できる』と書かれています。
このタイプの特殊召喚モンスターは、召喚条件を満たしてからフィールドから墓地に送られた場合、死者蘇生などで特殊召喚することができます。
代表例は『カオス・ソルジャー -開闢の使者-』です。
カオス・ソルジャー -開闢の使者 闇属性 戦士族 効果
このカードは通常召喚できない。自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。このカードの①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。②:このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
まとめ
今回ご紹介した、墓地から特殊召喚できないモンスターについては以下の通りです。
- 蘇生制限とは、正規の手順を踏まずに墓地へ送られたモンスターは、墓地から特殊召喚することはできないことを言います。
- 正規の手順による特殊召喚とは、本来のルールにおける特殊召喚を行うための手順を言います。
- 特殊召喚モンスターとは通常召喚できず、テキストに定められた条件を満たすことで特殊召喚できるモンスターのことです。
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