こんにちはフミヤです。
あなたは鉄獣戦線デッキの対策カードが知りたいですか?
鉄獣戦線デッキの対策カードが知りたい方は、ぜひこの記事をご覧ください。
この記事でわかること
- 鉄獣戦線デッキの特徴がわかる。
- 鉄獣戦線デッキの対策カードがわかる。
- 鉄獣戦線デッキの弱点がわかる。
鉄獣戦線トライブリゲードデッキの特徴
鉄獣戦線デッキは、自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターをコストで除外して、除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ、獣族・獣戦士族・鳥獣族のリンクモンスターをEXデッキから特殊召喚して戦う、リンク召喚テーマのデッキです。
コストで除外するモンスター、EXデッキから特殊召喚するリンクモンスターは、獣族・獣戦士族・鳥獣族であれば何でも良いため、さまざまなデッキとの混合構築が可能です。
その自由度の広さから、十二鉄獣、LL鉄獣など、さまざまな派生デッキが誕生しています。
鉄獣戦線トライブリゲード下級モンスター
鉄獣戦線の下級モンスターは、以下の共通効果を持ちます。
自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
起動効果で、自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外することで、EXデッキから獣族・獣戦士族・鳥獣族のリンクモンスター1体を特殊召喚できます。
墓地が肥えているほど特殊召喚できるリンクモンスターの幅が広がるため、『十二獣』などの墓地肥やしが得意なテーマとは相性が良いです。
鉄獣戦線の下級モンスター一覧
カード名 | レベル | 固有効果 |
鉄獣戦線 フラクトール | 4 | 手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキからレベル3以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送る。 |
鉄獣戦線 ケラス | 3 | 手札からこのカード以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。 |
鉄獣戦線 キット | 2 | このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「鉄獣戦線 キット」以外の「トライブリゲード」カード1枚を墓地へ送る。 |
鉄獣戦線 ナーベル | 1 | このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「鉄獣戦線 ナーベル」以外の「トライブリゲード」モンスター1体を手札に加える。 |
鉄獣戦線トライブリゲード フラクトール
鉄獣戦線 フラクトール 炎属性 獣戦士族 レベル4 ATK1900 DEF1600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキからレベル3以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送る。②:自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
テーマ内でも『鉄獣戦線 フラクトール』と『鉄獣戦線 キット』は優秀な墓地肥やし効果を持つため、デュエルの序盤から積極的に発動したい効果です。
『鉄獣戦線 フラクトール』や『鉄獣戦線 キット』の効果で『鉄獣戦線 ナーベル』を墓地へ送ることで、デッキから『トライブリゲード』モンスター1体を手札に加えることができます。
『鉄獣戦線 ナーベル』の効果で『鉄獣戦線 キット』をサーチすることで、相手の妨害で展開が止められてしまった場合のケアができます。
鉄獣戦線トライブリゲードリンクモンスター
鉄獣戦線の下級モンスターの共通効果で、EXデッキから特殊召喚できます。
この方法で特殊召喚されたリンクモンスターは、蘇生制限を満たしていないので、墓地から特殊召喚できません。
リンク3以下の鉄獣戦線リンクモンスターは、それぞれ異なる領域から、レベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する効果を持ちます。
- 鉄獣戦線 銀弾のルガル=手札・墓地からの特殊召喚
- 鉄獣戦線 徒花のフェリジット=手札からの特殊召喚
- 鉄獣戦線 塊撃のベアブルム=除外からの特殊召喚
どれもリンク数を伸ばすことができ、このデッキのエースカードである『鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ』の特殊召喚に繋げることができます。
鉄獣戦線トライブリゲード 凶鳥のシュライグ
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ 闇属性 鳥獣族 リンク4 効果 ATK3000
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合、または自分フィールドにこのカード以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで除外する。②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。除外されている自分の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターの数以下のレベルを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体をデッキから手札に加える。
対象を取らない除外という、非常に強力な除去効果を持ちます。
この効果は、自分フィールドに獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターが特殊召喚された場合でも発動できるため、『鉄獣戦線 銀弾のルガル』の効果であれば、相手メインフェイズ中に特殊召喚することで、妨害としても機能します。
墓地へ送られた場合に後続をサーチする効果もあるため、継戦能力も高いです。
鉄獣戦線のリンクモンスター一覧
カード名前 | リンク | フィールドで発動できる効果 | 墓地へ送られた場合に発動できる効果 |
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ | 4 | このカードが特殊召喚に成功した場合、または自分フィールドにこのカード以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで除外する。 | 除外されている自分の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターの数以下のレベルを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体をデッキから手札に加える。 |
鉄獣戦線 銀弾のルガル | 3 | 相手メインフェイズに発動できる。自分の手札・墓地からレベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに持ち主の手札に戻る。 | 相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドのモンスターの種族の種類×300ダウンする。 |
鉄獣戦線 徒花のフェリジット | 2 | 自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。 | 自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。 |
鉄獣戦線 塊撃のベアブルム | 2 | 手札を2枚捨て、除外されている自分のレベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 | デッキから「トライブリゲード」魔法・罠カード1枚を手札に加える。その後、手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「トライブリゲード」モンスターしか特殊召喚できない。 |
鉄獣戦線トライブリゲードデッキの回し方
【条件】
手札に『鉄獣戦線 フラクトール』1枚、コスト用のカード1枚
【結果】
モンスターゾーンに『鉄獣戦線 銀弾のルガル』1枚
魔法&罠ゾーンに『鉄獣の抗戦』1枚
【手順】
- 手札の自身を墓地へ送り、『鉄獣戦線 フラクトール』の効果を発動、デッキから『鉄獣戦線 キット』を墓地に送る
- 『鉄獣戦線 キット』の効果を発動、デッキから『鉄獣戦線 ナーベル』を墓地に送る
- 『鉄獣戦線 ナーベル』の効果を発動、デッキから『鉄獣戦線 キット』を手札に加える
- 『鉄獣戦線 キット』を召喚し、効果を発動、墓地の『鉄獣戦線 ナーベル』と『鉄獣戦線 キット』を除外し、EXデッキから『鉄獣戦線 塊撃のベアブルム』を特殊召喚
- 『鉄獣戦線 塊撃のベアブルム』と『鉄獣戦線 キット』を素材に、『鉄獣戦線 銀弾のルガル』をリンク召喚
- 『鉄獣戦線 塊撃のベアブルム』の効果を発動、デッキから『鉄獣の抗戦』を手札に加え、その後、手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す
- 『鉄獣の抗戦』をセット
最終的に、墓地に『鉄獣戦線 塊撃のベアブルム』と『鉄獣戦線 キット』
除外ゾーンに『鉄獣戦線 ナーベル』と『鉄獣戦線 キット』
計4枚のカードが存在するため、『鉄獣の抗戦』の効果で特殊召喚し、そのまま『鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ』をリンク召喚できます。
鉄獣の抗戦
鉄獣の抗戦 通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ選んで効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターのみを素材として「トライブリゲード」リンクモンスター1体をリンク召喚する。
『鉄獣の抗戦』の効果で特殊召喚されたモンスターを素材として『鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ』をリンク召喚することで、『鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ』の効果で除去を行いつつ、リンク素材として墓地に送られた以下の効果を発動できます。
- 『鉄獣戦線 ナーベル』の『鉄獣戦線』モンスターのサーチ効果
- 『鉄獣戦線 キット』の『鉄獣戦線』カードの墓地送り効果
- 『鉄獣戦線 塊撃のベアブルム』の『鉄獣戦線』魔法・罠カードのサーチ効果
キーカードである『鉄獣戦線 フラクトール』は、炎舞-「天キ」の効果でデッキから手札に加えることができるため、高い安定性を誇ります。
手札誘発はどこで打てばいいのか?
対鉄獣戦線デッキでは、展開の起点となる『鉄獣戦線 フラクトール』に対して発動しましょう。
灰流うららを打つタイミング
鉄獣戦線デッキは『鉄獣戦線 フラクトール』の効果で、デッキから『鉄獣戦線 キット』を墓地に送ることが、展開の起点になっています。
『灰流うらら』で『鉄獣戦線 フラクトール』の墓地肥やし効果を無効にしましょう。
『灰流うらら』は『鉄獣戦線 フラクトール』に対して発動しよう!
エフェクト・ヴェーラーを打つタイミング
鉄獣戦線の下級モンスターはコストとして、墓地のモンスターを除外します。
そのタイミングで無効化することで、相手の墓地リソースを削ることができます。
墓地のモンスターをコストで除外したタイミングで発動しよう!
アーティファクト-ロンギヌスを打つタイミング
墓地のモンスター除外はコストのため、発動にチェーンしてからでは間に合いません。
墓地にビーストモンスターが2体以上存在し、鉄獣戦線の下級モンスターが召喚・特殊召喚されたタイミングで発動しましょう。
鉄獣戦線の下級モンスターが召喚・特殊召喚されたタイミングで発動しよう!
鉄獣戦線トライブリゲードデッキの弱点と対策カード
鉄獣戦線デッキの対策は以下の3つです。
- 除外を封じる
- 効果を無効にする
- 墓地のモンスターの種族を変更する
除外を封じる
除外を封じることで、鉄獣戦線の下級モンスターの共通効果を阻止できます。
除外はコストのため、適切なタイミングで発動する必要があります。
アーティファクト-ロンギヌス
アーティファクト-ロンギヌス 光属性 天使族 効果
①:このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。③:相手ターンに、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。このターン、お互いにカードを除外できない。
手札から発動できるため、奇襲性が非常に高いです。
鉄獣戦線の下級モンスターが召喚されたタイミングで発動できれば、相手の思惑を大きく外すことができます。
王宮の鉄壁
王宮の鉄壁 永続罠
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにカードを除外できない。
『アーティファクト-ロンギヌス』と同様に、除外を封じることができます。
墓地のカードの除外を封じる『王家の眠る谷-ネクロバレー』でも代用できます。
効果を無効にする
鉄獣戦線の下級モンスターの効果にチェーンして無効化することで、墓地のモンスターの枚数を減らしつつ、展開を阻止できます。
エフェクト・ヴェーラー
エフェクト・ヴェーラー 光属性 魔法使い族 チューナー 効果
①:相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
特殊召喚効果はメインフェイズに発動されるため、『エフェクト・ヴェーラー』で無効化できます。
『鉄獣戦線 徒花のフェリジット』も相手メインフェイズに発動する効果のため、無効化できます。
夢幻泡影
無限泡影 通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
条件付きで手札からも発動できる罠カードです。
手札から発動する効果は相手に読まれにくく、相手の先攻1ターン目の展開を妨害できる貴重なカードです。
墓地のモンスターの種族を変更する
墓地のモンスターの種族を変更することで、鉄獣戦線の下級モンスターの共通効果を阻止できます。
アンデットワールド
アンデットワールド フィールド魔法
①:フィールドの表側表示モンスター及び墓地のモンスターは全てアンデット族になる。②:お互いはアンデット族モンスターしかアドバンス召喚できない。
墓地のモンスターの種族をアンデット族に変更します。
フィールドに表側表示で存在するモンスターの種族もアンデット族になるため、『鉄獣戦線 塊撃のベアブルム』以外の、すべての鉄獣戦線リンクモンスターのリンク召喚も阻止できます。
輪廻独断
輪廻独断 永続罠
①:1ターンに1度、種族を1つ宣言して発動できる。このターン、お互いの墓地のモンスターは宣言した種族になる。
獣族・獣戦士族・鳥獣族以外の種族を宣言することで、鉄獣戦線の下級モンスターの共通効果を阻止できます。
それ以外でも、種族に依存したデッキへのメタカードとして運用できます。