こんにちはフミヤです。
あなたはデッキ破壊できるカードが知りたいですか?
デッキ破壊できるカードが知りたい方は、ぜひこの記事をご覧ください。
この記事でわかること
- デッキ破壊できるカードがわかる。
- 相手のデッキから墓地に送るカードがわかる。
- 相手にドローさせるカードがわかる。
デッキ破壊戦術の難点
デッキ破壊戦術自体は遊戯王OCGの歴史のなかでも、かなり古くからある戦術です。
しかしイマイチ影が薄く、どちらかというと嫌われている印象すらあります。
やはり遊戯王といえばモンスター同士の激しいバトルや、魔法・罠カードの応酬がアニメやマンガでの大きな見どころになっています。
はじめて遊戯王に触れる人は
海馬みたいに『青眼の白龍』の攻撃でカッコよく相手のライフを0にしたい!
と思うはずです。
しかしデッキ破壊戦術は古くから、魔法・罠カードで相手の攻撃をやり過ごし、『ニードルワーム』や『メタモルポット』の効果を発動させて、着実に相手のデッキを減らしていくのがテーマでした。
どうしても地味になりがちです。
かといって『現世と冥界の逆転1Kill』のように、相手に1回もドローさせることなく勝利してしまうようなデッキ破壊も嫌われてしまいますし、すぐに規制されてしまいます。
なので現実的には、自分のターンで数えて2~4ターン目に、相手のデッキ枚数を0にするのが目標です。※特殊なデッキは除きます
デッキ破壊の種類
デッキ破壊を目的とする場合の勝利条件は
『相手のデッキ枚数を0にした状態で、相手がドローしなければならない状況になる』
ことです。
なので、実際にやることとしては
- 相手のデッキから墓地に送る
- 相手のデッキから除外する
- 相手にドローさせる
以上の3種類になります。
このうち、相手にドローさせる行為は勝利条件に直結するので強力ですが、その分リスクも大きいです。
なのでリスクが高い順に並べると
- 相手にドローさせる =リスク大
- 相手のデッキから墓地に送る =リスク中
- 相手のデッキから除外する =リスク小
となります。
デュエル序盤は、相手のデッキを墓地送りや除外で減らしていき、相手にドローさせるカードは勝利に直結する場面こそ使いたいです。
相手のデッキから墓地に送る
デッキ破壊の定番、相手のデッキから墓地に送るカードをご紹介します。
意外と選択肢が多いので、好きなカードを主軸にしてデッキを組んでみてください。
ニードルワーム
ニードルワーム 地属性 昆虫族 レベル2 効果 ATK750 DEF600
リバース:相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる。
デッキ破壊の元祖、ニードルワームです。
デッキ破壊と聞くと、まずこのカードが思い浮かぶ方が多いはず。
1度の発動で5枚分のデッキ破壊ができる点は強力で、『月の書』や『カオスポッド』で繰り返し発動できれば、相手のデッキを多く削れます。
ウォーム・ワーム
ウォーム・ワーム 炎属性 昆虫族 レベル3 効果 ATK600 DEF1400
①:このカードが破壊された場合に発動する。相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
破壊されることで、相手のデッキの上から3枚を墓地送りできます。
戦闘破壊・効果破壊のどちらにも対応しており、破壊される場所が手札やデッキでも発動します。
『地獄の暴走召喚』で3体とも特殊召喚したり、蘇生カードで壁にしたり、墓地に存在する『ヴァレルロード・R・ドラゴン』で、手札のこのカードを破壊したりと、さまざまな応用が考えられるモンスターです。
シールド・ワーム
シールド・ワーム 地属性 昆虫族 レベル4 効果 ATK800 DEF2000
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、守備表示になる。さらに、自分フィールド上に表側表示で存在する昆虫族モンスターの数だけ、相手のデッキの上からカードを墓地へ送る。
自分フィールドに表側表示で存在する昆虫族モンスターの数だけ、相手のデッキの上から墓地に送ります。
『ニードルワーム』や『ウォーム・ワーム』とは種族が一致するため、相性が良いです。
『スケープ・ゴート』などで大量展開したのち、『DNA改造手術』で昆虫族に変更するのもアリです。
特殊召喚にも対応するため、蘇生カードを豊富に採用すれば繰り返し発動が狙えます。
『地獄の暴走召喚』で特殊召喚すれば、合計9枚のデッキ破壊ができます。
カオスポッド
カオスポッド 地属性 岩石族 レベル3 効果 ATK800 DEF700
リバース:フィールド上のモンスターを全て持ち主のデッキに加えてシャッフルする。その後、お互いのプレイヤーはそれぞれのデッキに加えた数と同じ数のモンスターが出るまでデッキをめくり、その中からレベル4以下のモンスターを全て裏側守備表示で特殊召喚する。それ以外のめくったカードは全て墓地へ捨てる。
リバース効果を発動済みの『ニードルワーム』や『メタモルポット』をデッキに戻して再度、裏側守備表示で特殊召喚します。
相手が攻撃してくれるとは限らないので『星遺物の傀儡』など、表側表示にできるカードも合わせて採用しましょう。
讃美火
讃美火 炎属性 炎族 レベル3 効果 攻撃力800 守備力300
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚した時に発動できる。相手フィールドのカードの数だけ、相手のデッキの上からカードを墓地へ送る。②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。相手フィールドのカードの数だけ、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
このカードが召喚した時に発動でき、相手フィールドのカードの数だけ、相手のデッキの上からカードを墓地へ送ります。
相手のフィールド枚数に依存するものの、状況次第では多くの墓地送りが見込めます。『おジャマトリオ』など相手のフィールド枚数を増やせるカードと組み合わせれば、更にかさ増しできます。
精気を吸う骨の塔
精気を吸う骨の塔 闇属性 アンデット族 レベル3 効果 ATK400 DEF1500
自分フィールド上にこのカード以外のアンデット族モンスターが存在する場合、このカードを攻撃する事はできない。アンデット族モンスターが特殊召喚に成功する度に、相手のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
『魔妖』デッキに採用することで『翼の魔妖-波旬』1枚から、相手のデッキ枚数を0にできます。
そもそもアンデット族は特殊召喚できるカードが豊富なので、アンデット族デッキに採用するだけで、多くのデッキ破壊が見込めます。
『アンデットワールド』を発動すれば、相手が特殊召喚したモンスターでも発動できます。
巡死神リーパー
巡死神リーパー 闇属性 アンデット族 ランク6 エクシーズ 効果 攻撃力? 守備力?
レベル6モンスター×2
「巡死神リーパー」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力・守備力は、お互いの墓地の闇属性モンスターの数×200アップする。②:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
X素材を1つ取り除くことで、お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送ります。
汎用のランク6のXモンスターのため、レベル6モンスターを多く採用するデッキでは採用候補です。
真血公ヴァンパイア
真血公ヴァンパイア 闇属性 アンデット族 ランク8 効果 攻撃力3000 守備力2800
レベル8モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを8として扱う。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは墓地以外から特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならない。②:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。お互いのデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。この効果でモンスターが自分・相手の墓地へ送られた場合、さらに自分は墓地へ送られたそのモンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚できる。
X素材を1つ取り除いて発動でき、お互いのデッキの上からカードを4枚墓地へ送り、この効果で墓地へ送られたモンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚できます。
合計8枚のカードが墓地に送られるため、何らかのモンスターを特殊召喚できる可能性は高く、効果無効などのデメリットも無いのも魅力です。
①の効果でモンスター効果限定の対象耐性も持ち合わせているため、場持ちの良さも期待できます。
ボルテック・バイコーン
ボルテック・バイコーン 光属性 獣族 レベル7 シンクロ 効果 ATK2500 DEF2000
獣族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが相手によって破壊された場合、お互いのプレイヤーはデッキの上からカードを7枚墓地へ送る。
『THE トリッキー』と『魔轟神獣ケルベラル』の組み合わせなら、召喚権を使わずにシンクロ召喚できます。
1度シンクロ召喚できれば、『リビングデッドの呼び声』などの蘇生カードと自爆特攻を繰り返すだけで大量のデッキ破壊ができます。
相手フィールドに高攻撃力のモンスターが必要なので『壊獣』モンスターで準備しましょう。
相手のデッキから除外する
『サンダー・ドラゴン』や『メタファイズ』デッキに対しては、むしろアドバンテージを与えてしまいます。
とはいえ除外をアドバンテージに変えられるデッキは少ないため、もっともリスクの少ないデッキ破壊の方法です。
ネクロフェイス
ネクロフェイス 闇属性 アンデット族 レベル4 効果 ATK1200 DEF1800
①:このカードが召喚に成功した場合に発動する。除外されているお互いのカードを全て持ち主のデッキに戻す。このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻った数×100アップする。②:このカードが除外された場合に発動する。お互いのプレイヤーは、それぞれ自身のデッキの上からカードを5枚除外する。
『封印の黄金棺』や『孤高除獣』でデッキから除外することで、5枚分のデッキ破壊ができます。
闇属性デッキ、アンデット族デッキに採用するだけでデッキ破壊が狙えます。
どこから除外されても発動できるため、墓地に送られたあとは『カオス・ソルジャー -開闢の使者-』などで、墓地から除外するのもアリです。
ヘル・テンペスト
ヘル・テンペスト 速攻魔法
3000ポイント以上の戦闘ダメージを受けた時に発動する事ができる。お互いのデッキと墓地のモンスターを全てゲームから除外する。
相手フィールドに攻撃力3000以上の『壊獣』モンスターを特殊召喚したうえで、トークンや『転生炎獣アルミラージ』で自爆特攻すれば発動条件を満たせます。
除外されるカードに『ネクロフェイス』を含めることで、さらなるデッキ破壊が狙えます。
相手にドローさせる
デッキ破壊の手段のなかで、もっともリスクが大きいです。
しかし唯一勝利条件を満たせる効果なので、最後の詰めの場面で発動したいです。
メタモルポット
メタモルポット 地属性 岩石族 レベル2 効果 ATK700 DEF600
①:このカードがリバースした場合に発動する。お互いの手札を全て捨てる。その後、お互いはデッキから5枚ドローする。
『ニードルワーム』と並び、デッキ破壊の最古参のカードです。
5枚ドローできるため、さらなるデッキ破壊カードが引ける可能性があります。
『カオスポッド』とは相性が良く、使用済みの『メタモルポット』を再利用しつつデッキ破壊できます。
手札抹殺
手札抹殺 通常魔法
①:手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。
こちらもデッキ破壊の定番カードです。
『メタモルポット』や『プレゼントカード』で相手の手札を5枚にした直後に発動できれば、勝利が見えてきます。
自分の手札事故対策にも使えます。
トリックスター・リンカーネイション
トリックスター・リンカーネイション 通常罠
①:相手の手札を全て除外し、その枚数分だけ相手はデッキからドローする。②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「トリックスター」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
相手の手札をすべて除外してからドローさせるため、『手札抹殺』よりも安全にデッキ破壊ができます。
非常に強力な効果ですが制限カードのため、連発はできません。
プレゼントカード
プレゼントカード 通常罠
「プレゼントカード」は1ターンに1枚しか発動できない。①:相手は手札を全て捨てる。その後、相手はデッキから5枚ドローする。
相手に限定された『メタモルポット』です。
トドメの一撃になり得る強力な効果ですが、1ターンに1枚しか発動できないため、採用枚数には注意しましょう。