こんにちはフミヤです。

あなたはこの効果を発動するターンと、この効果の発動後の違いで悩んだことはありませんか?
今回の記事では『この効果を発動するターンと、この効果の発動後の違い』を解説します。
この記事でわかること

- この効果を発動するターンと、この効果の発動後の違いがわかる
- 発動を無効にされた場合に、縛りが適用されるかわかる
- 効果を無効にされた場合に、縛りが適用されるかわかる
この効果を発動するターン
この効果を発動するターンとは『この効果を発動するターンはその前後で、指定された行動ができない』という意味です。
例として『真紅眼融合』を挙げます。

真紅眼融合 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。①:自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「レッドアイズ」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターのカード名は「真紅眼の黒竜」として扱う。
このターン中、すでに自分がモンスターを召喚・特殊召喚している場合『真紅眼融合』は発動できません。
『真紅眼融合』を発動した場合、そのターン中自分はこの効果以外でモンスターを召喚・特殊召喚することができません。

発動を無効にされた場合
『真紅眼融合』にチェーンして『神の宣告』で発動を無効にされた場合、『真紅眼融合』を発動していないことになるので、手札に『真紅眼融合』がもう1枚あれば発動することができます。
または
『真紅眼融合』にチェーンして『神の宣告』で発動を無効にされた場合、『真紅眼融合』を発動していないことになるので、モンスターを召喚・特殊召喚することができます。

効果を無効にされた場合
『真紅眼融合』にチェーンして『王宮の勅命』で効果を無効にされた場合、『真紅眼融合』を発動したことになるので『このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。』縛りが適用されます。
そのため手札に『真紅眼融合』がもう1枚あっても発動できず、このターンはモンスターを召喚・特殊召喚できません。

この効果の発動後
この効果の発動後とは『その効果処理時以降に適用される効果のこと』です。
『この効果を発動したターン』と『このターン』も言い回しは違いますが、同じグループです。
『この効果を発動したターン』の例は『ガスタの神裔 ピリカ』です。

ガスタの神裔 ピリカ 効果モンスター 星3 風属性 サイキック族 攻1000 守1500
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地から風属性のチューナー1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。この効果を発動したターン、自分は風属性以外のモンスターを特殊召喚できない。「ガスタの神裔 ピリカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
『このターン』の例は『バハムート・シャーク』です。

バハムート・シャーク 効果モンスター ランク4 水属性 海竜族 攻2600 守2100
水属性レベル4モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。EXデッキからランク3以下の水属性Xモンスター1体を特殊召喚する。このターン、このカードは攻撃できない。
今回は例として『ネオス・フュージョン』を挙げます。

ネオス・フュージョン 通常魔法
①:自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「E・HERO ネオス」を含むモンスター2体のみを素材とするその融合モンスター1体を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。②:「E・HERO ネオス」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、または自身の効果でEXデッキに戻る場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
このターン中、すでに自分がモンスターを特殊召喚している場合でも『ネオス・フュージョン』を発動できます。
『ネオス・フュージョン』の効果処理時以降、そのターン中自分はこの効果以外でモンスターを特殊召喚することができません。

発動を無効にされた場合
『ネオス・フュージョン』にチェーンして『神の宣告』で発動を無効にされた場合、『ネオス・フュージョン』を発動していないことになるので、手札に『ネオス・フュージョン』がもう1枚あれば発動することができます。
または
『ネオス・フュージョン』にチェーンして『神の宣告』で発動を無効にされた場合、『ネオス・フュージョン』を発動していないことになるので、その後も自分はモンスターを特殊召喚することができます。

効果を無効にされた場合
『ネオス・フュージョン』にチェーンして『王宮の勅命』で効果を無効にされた場合、『ネオス・フュージョン』の効果処理が行われていないので、手札に『ネオス・フュージョン』がもう1枚あれば発動することができます。
または
『ネオス・フュージョン』にチェーンして『王宮の勅命』で効果を無効にされた場合、『ネオス・フュージョン』の効果処理が行われていないので、その後も自分はモンスターを特殊召喚することができます。

まとめ

今回ご紹介した『この効果を発動するターンと、この効果の発動後の違い』は以下の通りです。
- この効果を発動するターンとは『この効果を発動するターンはその前後で、指定された行動ができない』という意味です。
- この効果の発動後とは『その効果処理時以降に適用される効果のこと』です。
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