こんにちはフミヤです。
あなたは『バトルステップの巻き戻し』で悩んだことはありませんか？
今回の記事では『バトルステップの巻き戻し』について解説します。
この記事でわかること
- バトルステップの巻き戻しを利用して、相手の攻撃を回避する方法がわかる。
- バトルステップの巻き戻しを利用して、相手の攻撃反応型のカード効果を回避する方法がわかる。
- ダメージステップでは巻き戻しが起こらないことを利用して、相手の攻撃を返り討ちにする方法がわかる。
バトルステップの巻き戻しとは
バトルステップ中に、攻撃対象に選択することができるモンスターが相手フィールドに現れた場合、または相手フィールドから離れた場合に巻き戻しが発生します。
バトルステップの巻き戻しが起こった場合、モンスターで攻撃宣言を行ったターンプレイヤーはその攻撃を続行するか、その攻撃を中止するか選択します。
その攻撃を中止した場合、そのモンスターはこのターン攻撃を行うことができません。
その攻撃を続行した場合、改めて攻撃対象を選択して攻撃を続行します。
バトルステップの巻き戻しが起こるケース
バトルステップ中に、攻撃対象に選択することができるモンスターが相手フィールドに現れた場合、または相手フィールドから離れた場合に巻き戻しが発生します。
いくつかケースを挙げます。
- 自分のモンスターで『メルフィー・キャシィ』に攻撃宣言時、相手が『メルフィー・キャシィ』の効果を発動し、攻撃対象としていたモンスターがフィールドから離れた。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『亜空間物質転送装置』を発動し、攻撃対象としていないモンスターがフィールドから離れた。
- 自分のモンスターで相手プレイヤーに直接攻撃宣言時、相手が『リビングデッドの呼び声』を発動し、墓地からモンスターを特殊召喚した。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『リビングデッドの呼び声』を発動し、墓地からモンスターを特殊召喚した。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『炎王炎環』を発動し、自分フィールドの炎属性モンスター１体を破壊し、自分の墓地の炎属性モンスター１体を特殊召喚した。
- 『レッグル』などの、相手フィールドにモンスターが存在しても相手プレイヤーに直接攻撃できるモンスターの直接攻撃宣言時、その効果がバトルステップ中に無効になった場合も巻き戻しが発生します。
- 『N・グロー・モス』で相手モンスターに攻撃宣言時、『N・グロー・モス』の効果を発動し相手が1枚ドロー、ドローしたカードが魔法カードだったため、攻撃対象を相手プレイヤーに変更した。
バトルステップの巻き戻しが起こらないケース
バトルステップ中にモンスターの表示形式が変更された場合、巻き戻しは発生しません。
- 自分のモンスターで『カラクリ商人 壱七七』に攻撃宣言時、相手が『カラクリ商人 壱七七』の効果を発動し、攻撃対象となっているモンスターが守備表示になった。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『ガムシャラ』を発動し、攻撃対象となっているモンスターが攻撃表示になった。
バトルステップ中に自分のモンスターの数が増えた or 減った場合も、巻き戻しが発生しません。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『万能地雷グレイモヤ』を発動し、攻撃宣言していない自分のモンスターが破壊された。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『ギブ＆テイク』を発動し、相手の墓地のモンスターが自分フィールドに特殊召喚された。
バトルステップ中にモンスターのステータスが増減した場合も、巻き戻しは発生しません。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『氷結界』を発動し、自分のモンスターの攻撃力が0になった。
- 自分のモンスターで相手のモンスターに攻撃宣言時、相手が『突進』を発動し、攻撃対象となっているモンスターの攻撃力が700アップした。
バトルステップの巻き戻し後、攻撃を続行する場合
バトルステップの巻き戻しが起こり、攻撃を続行する場合、新たに攻撃対象を選択して攻撃を続行します。
この場合すでに攻撃宣言を行っているため、自分の攻撃宣言時に発動できる効果や、相手の攻撃宣言時に発動できる効果は、このタイミングで発動できません。
例えば『聖なるバリア －ミラーフォース－』（相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる）などの相手の攻撃宣言時に発動できるカードは発動できません。
バトルステップの巻き戻し後、攻撃を中止する場合
バトルステップの巻き戻しが起こり、攻撃を中止した場合、そのモンスターはこのターン攻撃を行うことができません。
ダメージステップに攻撃対象となったモンスターが不在となった場合、巻き戻しは発生しない
バトルステップでは非ターンプレイヤーのモンスターの数が増減することで、巻き戻しが発生することがわかりました。
それでは、ダメージステップ中に非ターンプレイヤーのモンスターの数が増減した場合、巻き戻しが発生するでしょうか？
答えは『ダメージステップ中には巻き戻しが発生しない』です。
例えば『青眼の白龍』で『剛鬼ツイストコブラ』に攻撃宣言を行い、そのダメージステップ開始時に『剛鬼ツイストコブラ』の効果で自身をリリースして『剛鬼スープレックス』の攻撃力をアップしました。
この場合ダメージステップに攻撃対象となっているモンスターが不在となっているので、巻き戻しは発生せず、攻撃は中断されます。
ダメージステップに攻撃対象となっていないモンスターが不在となった場合、巻き戻しは発生しない
例えば『青眼の白龍』で『剛鬼スープレックス』に攻撃宣言を行い、そのダメージステップ開始時に『剛鬼ツイストコブラ』の効果で自身をリリースして『剛鬼スープレックス』の攻撃力をアップしました。
この場合、非ターンプレイヤーのモンスターがフィールドから離れたタイミングがダメージステップなので、巻き戻しは発生せず、攻撃は続行されます。
まとめ
- バトルステップの巻き戻しとはターンプレイヤーがモンスターの攻撃宣言時に、非ターンプレイヤーのモンスターがフィールドから離れたり、非ターンプレイヤーのフィールドに新たなモンスターが現れることで起こる。
- バトルステップの巻き戻しが起こった場合、ターンプレイヤーはその攻撃を続行するか、中止するか選べる。
- 攻撃を中止した場合、そのモンスターはこのターン中、攻撃宣言できない。
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