こんにちはフミヤです。

あなたは真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)の対策カードが知りたいですか?
真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)の対策カードが知りたい方は、ぜひこの記事をご覧ください。
この記事でわかること

- 真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)を対策できるカードがわかる。
- 真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)の倒し方がわかる。
- 真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)の対処方法がわかる。
まずは真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)のテキストを確認

真竜皇V.F.D. 闇属性 幻竜族 ランク9 エクシーズ 効果 ATK3000 DEF3000
レベル9モンスター×2体以上
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。このターン、以下の効果を適用する。この効果は相手ターンでも発動できる。●フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、宣言した属性の相手モンスターは攻撃できず、効果を発動できない。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の手札の「真竜」モンスターの効果で破壊するモンスターを相手フィールドからも選ぶ事ができる。
属性を1つ宣言して発動することで、相手ターンでも発動できる、非常に強力な制圧効果を持ちます。
効果を分解すると以下の通りです。
- このターン、フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になる。
- このターン、宣言した属性の相手モンスターは攻撃できない。
- このターン相手プレイヤーは、宣言した属性のモンスター効果を発動できない。

VFDで、特にわかりにくいポイントまとめ!
- 『真竜皇V.F.D.』の効果が既に適用されている場合、後から『真竜皇V.F.D.』のモンスター効果を無効にしたり、『真竜皇V.F.D.』を除去したとしても、効果は適用されたままになる。
- 『真竜皇V.F.D.』の効果が既に適用されている場合、後からフィールドに出された表側表示モンスターも、宣言した属性になる。
- 宣言した属性の相手モンスターは、手札・墓地・除外ゾーンなど、あらゆる領域で効果を発動できない。
- 『このカードは他のカードの効果を受けない』相手モンスターの元々の属性を宣言した場合、そのモンスターは攻撃宣言できるが、効果を発動できない。
『真竜皇V.F.D.』の効果は、①属性変更、②攻撃制限、③効果の発動制限という、3つの効果に分類できます。
特にやっかいなのが、宣言した属性のモンスター効果の発動を封じる効果です。
手札・墓地で発動するモンスター効果も発動できないため、展開をモンスター効果に依存するデッキを機能停止にでき、攻撃宣言もできないため戦闘で『真竜皇V.F.D.』を除去するのは困難です。
なかでも属性が統一されたテーマデッキへの影響は凄まじく、ほとんど何もできずにターンエンドを迎えることもあります。
それではさっそく『真竜皇V.F.D.』を対策できるカードをご紹介します。
真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)の効果を無効にできるカード
『真竜皇V.F.D.』の効果は、相手プレイヤーのドローフェイズかスタンバイフェイズで発動することが多いです。
そのため、モンスター効果を無効にできる手札誘発や、速攻魔法カードが対策札になります。
夢幻泡影

無限泡影 通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
『真竜皇V.F.D.』の効果にチェーンして発動することで、『真竜皇V.F.D.』の効果を無効にできます。
後攻1ターン目なら自分フィールドにカードが存在しないため、手札から発動できる点が強みです。
先攻で引いても、後攻で引いても強いカードの代表格です。
PSYフレームギア・γ

PSYフレームギア・γ 光属性 サイキック族 レベル2 チューナー 効果 ATK1000 DEF0
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。①:自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
『真竜皇V.F.D.』の効果にチェーンして発動することで、『真竜皇V.F.D.』の効果を無効にして破壊できます。
『真竜皇V.F.D.』を除去しつつ、自分フィールドにモンスターが2体残る点では、『夢幻泡影』よりアドバンテージが取れる対策カードです。
その代わり『PSYフレーム・ドライバー』素引きのリスクがあるため、ハイリスクハイリターンなカードともいえます。
禁じられた聖杯

禁じられた聖杯 速攻魔法
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が400アップし、効果は無効化される。
『真竜皇V.F.D.』の効果にチェーンして発動することで、『真竜皇V.F.D.』の効果を無効にできます。
『夢幻泡影』や『PSYフレームギア・γ』と比較すると、自分フィールドの状況に依存しない点が強みです。
その一方で相手ターンに手札から発動できないため、相手の先攻1ターン目に妨害として使えない点で劣ります。
禁じられた一滴

禁じられた一滴 速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・フィールドから、このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
『禁じられた聖杯』同様、モンスター効果を無効にできる速攻魔法カードです。
コストが必要なものの『真竜皇V.F.D.』の攻撃力を半分にできるため戦闘破壊しやすくなる点、相手に妨害されにくい点で勝ります。
真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)を除去できるカード
どのカードも汎用性が高く、制圧効果を持った相手モンスターの除去に役立ちます。
しかし『真竜皇V.F.D.』の効果を無効にできないため、そのターンの攻撃宣言とモンスター効果の発動を封じられてしまいます。
怪粉壊獣ガダーラ

怪粉壊獣ガダーラ 風属性 昆虫族 レベル8 効果 ATK2700 DEF1600
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力を半分にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
特殊召喚の手順として相手モンスターをリリースするため、『真竜皇V.F.D.』の効果が既に適用されている状態でも、問題無く特殊召喚できます。
『未来龍皇ホープ』や『崇光なる宣告者』など、強力な耐性や妨害効果を持ったモンスターでも確実に除去できるため、除去性能は最も高いです。
強制脱出装置

強制脱出装置 通常罠
①:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
効果破壊耐性を持つモンスターも、ノーコストで除去できます。
先攻で引いた場合、妨害としても機能します。
バージェストマ・ディノミスクス

バージェストマ・ディノミスクス 通常罠
①:フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。手札を1枚捨て、対象のカードを除外する。②:罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。
フィールドの表側表示のカード1枚を除外します。
『強制脱出装置』同様、効果破壊耐性を持つモンスターも除去できる点、墓地に送らないことで再利用を防げる点が魅力です。
真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)のX召喚を妨害できるカード
真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)をX召喚するためには、特殊召喚を繰り返す必要があります。
特殊召喚を妨害することで、真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)のX召喚を妨害できます。
増殖するG

増殖するG 地属性 昆虫族 レベル2 効果 ATK500 DEF200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
『電脳堺』は特殊召喚を何度も行うデッキのため、『増殖するG』で大量ドローが見込めます。
ドローしたカードのなかに『灰流うらら』や『原始生命態ニビル』があれば、『真竜皇V.F.D.』のX召喚を妨害できます。
灰流うらら

灰流うらら 炎属性 アンデット族 レベル3 効果 チューナー ATK0 DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
『電脳堺』は墓地肥やしと特殊召喚を同時に行うデッキのため、『灰流うらら』で無効にできます。
『ドライトロン』や『ドラゴンメイド』など、サーチや墓地肥やしを頻繁に行うデッキは多く、非常に汎用性の高い手札誘発です。
原始生命態ニビル

原始生命態ニビル 光属性 岩石族 レベル11 効果 ATK3000 DEF600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
『電脳堺』は特殊召喚を何度も行うデッキのため、容易に発動条件を満たせます。
強力なリセット効果で『真竜皇V.F.D.』のX召喚を妨害できます。
基本的には発動できるようになったら、すぐ発動してOKです。
D.D.クロウ

D.D.クロウ 闇属性 鳥獣族 レベル1 効果 ATK100 DEF100
①:このカードを手札から墓地へ捨て、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
墓地から除外するとサーチ効果を発動できる『電脳堺門-青龍』、自身の効果で墓地から特殊召喚できる『電脳堺姫-娘々』、墓地のレベル9モンスターを対象に取って蘇生する『浮鵺城』あたりがねらい目です。