こんにちはフミヤです。
あなたは条件による特殊召喚と、発動したカードの効果による特殊召喚の違いが知りたいですか?
条件による特殊召喚と、発動したカードの効果による特殊召喚の違いが知りたい方は、ぜひこの記事をご覧ください。
この記事でわかること
- 条件による特殊召喚、カードの効果による特殊召喚の見分け方を知ることができる。
- 条件による特殊召喚の種類を知ることができる。
- カードの効果による特殊召喚の種類を知ることができる。
モンスターの特殊召喚には次の2種類があります。
条件による特殊召喚
条件による特殊召喚とは『自分のメインフェイズ』でのみ行うことができる『チェーンブロックを作らない』特殊召喚です。
条件による特殊召喚には以下の2種類があります。
- 遊戯王全体のルールに従った特殊召喚
- カード個別のルールに従った特殊召喚
順番に解説します。
ルールに従った特殊召喚
ルールに従った特殊召喚とは、シンクロ召喚などのようにルールとして定められた手順を踏むことで自由に行える特殊召喚を指します。
以下の召喚方法が含まれます。
- シンクロ召喚
- エクシーズ召喚
- ペンデュラム召喚
- リンク召喚
実際のデュエルでは「〇〇と〇〇でシンクロ召喚!」といったように召喚方法を宣言しながら行います。
カード個別のルールに従った特殊召喚
カード個別のルールに従った特殊召喚には以下の2通りがあります。
- 通常召喚も可能だが、テキストに特殊召喚方法が書かれているタイプ(サイバー・ドラゴンなど)
- 通常召喚できず、テキストに特殊召喚方法が書かれているタイプ(溶岩魔人ラヴァ・ゴーレムなど)
この2タイプは『効果モンスター』のとなりに『特殊召喚』と書かれているか、否かで見分けることができます。
サイバー・ドラゴンの場合、種族/効果とのみ書かれており、通常召喚も可能なことが分かります。
溶岩魔人ラヴァ・ゴーレムの場合、種族/特殊召喚/効果と書かれており、通常召喚できないことが分かります。
カード個別のルールに従った特殊召喚の場合も「サイバー・ドラゴンを特殊召喚!」といったように特殊召喚するモンスターの名前を宣言しながら行います。
カードの効果による特殊召喚
カードの効果による特殊召喚とは『自分のメインフェイズ以外でも』行うことができる『チェーンブロックを作る』特殊召喚です。
魔法・罠カード
『融合』は発動することでチェーンブロックを作り、カードの効果によってモンスターを特殊召喚します。
『リビングデッドの呼び声』であれば自分のメインフェイズ以外でも発動することができます。チェーンブロックを作りカードの効果によってモンスターを特殊召喚することは『融合』と同じです。
モンスター効果
発動して自身を特殊召喚するモンスターの場合『〇〇して発動できる。このカードを〇〇から特殊召喚する。』とテキストに書かれています。
このタイプのモンスター効果は『自身を特殊召喚する効果』を発動します。発動を宣言しただけでは特殊召喚されずに、チェーンブロック解決時に特殊召喚されます。
実際は以下のような手順で特殊召喚されます。
①自分:墓地の風属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外して、手札からダーク・シムルグの効果を発動します。チェーンありますか?
②相手:ありません。
③自分:ダーク・シムルグの効果で、自身を特殊召喚します。
このときに『天罰』などでモンスター効果を無効にされ破壊される場合『ダーク・シムルグ』は墓地に送られます。
天罰 カウンター罠
手札を1枚捨てて発動する。効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
『炎王獣 ガネーシャ』など、モンスター効果の発動を無効にするが破壊はしない場合『ダーク・シムルグ』は手札に残ったままとなります。
炎王獣 ガネーシャ 炎属性 獣戦士族
①:このカードがフィールドに存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし、このカード以外の自分の手札・フィールドの炎属性モンスター1体を選んで破壊する。
条件による特殊召喚を無効にするカード
『条件による特殊召喚』を無効にするカードとして『昇天の剛角笛』が挙げられます。『昇天の剛角笛』はシンクロ召喚などの条件による特殊召喚自体を無効にし破壊するため、罠カードの効果を受けないモンスターや、効果によって破壊されないモンスターでも問題なく無効にして破壊することができます。
条件による特殊召喚を無効にされ破壊されたカードは、特殊召喚に成功した扱いにならないため、死者蘇生などで墓地から特殊召喚することはできません。
昇天の剛角笛 カウンター罠
①:相手メインフェイズに相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。その後、相手はデッキから1枚ドローし、相手メインフェイズを終了する。
『エルシャドール・エグリスタ』も条件による特殊召喚を無効にして破壊する効果を持ちます。
エルシャドール・エグリスタ 炎属性 岩石族 融合 効果
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。その後、手札から「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
カードの効果による特殊召喚を無効にするカード
発動や効果を無効にするカードの代表例は『真竜剣士マスターP』です。
真竜剣士マスターP 光属性 ドラゴン族 効果
このカードは通常召喚できない。自分フィールドの、「竜剣士」モンスターと「竜魔王」モンスターを1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。①:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。②:フィールドのこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。デッキから「竜剣士」モンスターと「竜魔王」モンスターを1体ずつ特殊召喚する。
『召喚獣メルカバー』も発動を無効にする効果を持ちます。
召喚獣メルカバー 光属性 機械族 融合 効果
①:1ターンに1度、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし除外する。
条件による特殊召喚、カードの効果による特殊召喚の両方を無効にするカード
条件による特殊召喚、カードの効果による特殊召喚の両方を無効にするカードの代表例は『神の警告』です。
神の警告はシンクロ召喚などの条件による特殊召喚、死者蘇生などのカードの効果による特殊召喚の両方に対応している、万能なカウンター罠です。
神の警告 カウンター罠
①:2000LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターを特殊召喚する効果を含む、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
『神の通告』も条件による特殊召喚と、モンスター効果の発動を無効にする効果を持ちます。
神の通告 カウンター罠
①:1500LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
まとめ
- 条件による特殊召喚は自分メインフェイズでのみ行うことができる。
- カードの効果による特殊召喚はチェーンブロックを作る特殊召喚である。
- 特殊召喚モンスターは種族のとなりに特殊召喚と書かれている。
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