こんにちはフミヤです。
あなたはチェーンブロックの組み方と解決する順番を知りたいですか?
チェーンブロックの組み方と解決する順番について詳しく知りたい方は、ぜひこの記事をご覧ください。
この記事でわかること
- チェーンブロックの組み方と解決する順番がわかる。
- チェーンブロックの逆順処理がわかる。
- スペルスピードがわかる。
スペルスピード
スペルスピードとは、カード効果のスピードを表します。
遊戯王ではカードの種類ごとにスペルスピードが設定されており、自身以上のスペルスピードを持つ効果にチェーンして発動することはできません。
一覧にすると以下の通りです。
スペルスピード1:魔法カード(通常魔法、永続魔法、フィールド魔法、装備魔法、儀式魔法)、モンスター効果(起動効果、誘発効果)
スペルスピード1のカードは、モンスター効果(誘発効果)を除き、基本的には自分のメインフェイズでのみ発動することができるカードです。スペルスピード1のカードは他のカードの発動にチェーンして発動することはできません。
スペルスピード2:魔法カード(速攻魔法)、モンスター効果(誘発即時効果)、罠カード(通常罠、永続罠)
スペルスピード2のカードは、スペルスピード1または2のカードの発動にチェーンして発動することができます。
スペルスピード3:(罠カード)カウンター罠
スペルスピード3のカードは、スペルスピード1、2、3のカードすべての発動にチェーンして発動することができます。
スペルスピード3のカードの発動には、同じくスペルスピード3のカードでしかチェーンして発動することはできません。
スペルスピードの関係をイラストにすると、次のようになります。
チェーンブロック
カード効果は、発動されてすぐに効果が解決されるわけではなく、必ずチェーンブロックを作ります。
カードの発動に反応して、別のカードを発動することを『チェーンを組む』と言います。
では実際にカードの発動に対してチェーンブロックが組まれる手順について解説します。
チェーン① 自分は『サンダー・ボルト』(通常魔法、スペルスピード1)を発動しました。
チェーン② 相手はそれにチェーンして『我が身を盾に』(速攻魔法、スペルスピード2)を発動しました。
チェーン③ 自分はそれにチェーンして、『神の宣告』(カウンター罠、スペルスピード3)を発動しました。
スペルスピードは1→2→3の順番に組まれており、これ以上はスペルスピード3のカードでしかチェーン発動することができません。
チェーンブロックの逆順処理
これ以上チェーンが無いことをお互いに確認したら、チェーンブロックの逆順処理を行います。
チェーンブロックの逆順処理とは、最後に組まれたチェーンブロックから順番に効果を解決していくことを指します。
今回の例の場合、チェーン③の『神の宣告』から効果を適用します。
チェーン③ 『神の宣告』の効果を解決し、『我が身を盾に』の効果を無効にし破壊します。
チェーン② 『我が身を盾に』の効果を解決するタイミングですが、すでに『神の宣告』によって無効にされているので、不発となります。
チェーン① 『サンダー・ボルト』の効果を解決し、相手フィールドのモンスターをすべて破壊します。
優先権
優先権とは先に行動する権利があることを言います。
基本的にはターンプレイヤーに優先権がありますが、ターンプレイヤーがカードを発動、モンスターを召喚するなど、何かの行動を起こす度に相手に優先権が移ります。
自分の発動した効果に自分が新たにチェーンする場合でも、一度相手にチェーンの有無を確認する必要があります。
例)
チェーン① 自分は『激流葬』(通常罠、スペルスピード2)を発動しました。
相手に「チェーンありますか?」と尋ねます。
相手は「チェーンありません」と宣言しました。
チェーン② 自分は『激流葬』にチェーンして『禁じられた聖槍』(速攻魔法、スペルスピード2)を発動しました。
相手に「チェーンありますか?」と尋ねます。
相手は「チェーンありません」と宣言しました。
チェーンブロックの逆順処理を行います。
チェーン② 『禁じられた聖槍』の対象となったモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けなくなりました。
チェーン① 『激流葬』の効果を解決し、フィールドのモンスターをすべて破壊しました。なお『禁じられた聖槍』の対象となったモンスターは『激流葬』の効果を受けませんでした。
特定のチェーン以降でのみ発動できるカード
一部のカードでは、特定のチェーン以降でのみ発動することができます。
その代表例が『積み上げる幸福』です。『積み上げる幸福』はチェーン4以降でのみ発動することができ、デッキからカードを2枚ドローする効果を持っています。
積み上げる幸福 通常罠
チェーン4以降に発動できる。デッキからカードを2枚ドローする。同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動している場合、このカードは発動できない。
このようなカードを使用する場合は、チェーンブロックの確認が欠かせません。
まとめ
- スペルスピードは1から3まで存在する。
- カウンター罠はあらゆるスペルスピードにチェーンして発動できる。
- チェーンが組まれた場合、必ず最後に組まれたチェーンから順番に解決する。
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